こんにちは。神奈川県横浜市のカーリペア専門店「彩工房」です。
とっても寒い日が続いてますね。
早く温かい季節になってもらたいものです。
今回は、自動車の内装修理。天井張替えをご紹介します。
車は、メルセデスベンツ G500L(W463)。
アウトドアが趣味で大好きな私にとって、長年の憧れの車でもあります。
ゲレンデ・ヴァーゲン、渋くてかっこいいなぁ・・・
まずは、施工前の状態の確認から。
部分的に剥がれているようにいっけん見えますが、
ピラー・ウェザーストリップモール・ルームライト・グリップ等で生地がルーフライニングに抑えられているだけです。
実際には、ほぼ全面的に生地が剥がれて垂れている状態と思われます。
それでは、天井の張替えの作業スタート。
まずは、車からルーフライニングの取り外し。
各ピラーやサンバイザー、ルームランプ、ウェザーストリップモールなど、ルーフライニングを固定している部品をすべて慎重に外していき、最後にルーフライニングを車外へ取り出します。
ゲレンデ・ヴァーゲンは、車のサイズも大きいため、いつもよりルーフライニングの脱着作業にも時間がかかりました。
車から取り外すと、生地はあっという間に剥がれました。
事前の予想どおり、車内ではルームライトで抑えられていただけで、ほぼ完全に浮いていましたね。
この後の作業。
ルーフライニングにこびりついているウレタンを取り除いて綺麗にして、
新しい生地をシワなく綺麗に張って、
ボードの形状に合わせて生地をトリミングします。
するとこうなります。
両サイドの立ち上がりの角度が急なため、シワが入らないように綺麗に張るにはある程度の技術と経験を要します。
最後に、張り替えて綺麗になった天井をゲレンデに取り付けて、
やっと作業完了です!!
施工前は生地が落ちていてわかりませんでしたが、天井の起伏や形状もよく確認できるようになりましたね。
車内が一新されて、お客様も喜んでいらっしゃいました。
S様、このたびはありがとうございました!
過去の天井張替えの施工事例です。
グランドボイジャー。こちらも大きい車で、脱着作業はなかなかハードでした。