今回は、レザーシートの張替え
「レザーシートを張替えるって、費用がかなり高くなるんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
でも、やり方によっては随分リーズナブルな費用で施行することが可能なんです。
そのやり方とは、レザーシートの部分張替えです。
今回の施行車両は、こちらのNISSANフーガ
横浜市内のお客様よりご依頼いただきました。
症状は、運転席レザーシートのサイド面の破れです。
車のレザーシートは、座面は本革を使っていてもサイドは合皮やビニールレザー(本革よりも強度に劣る)が使用されているケースが多いです。
でも、ここって乗降する際に最も負荷がかかりやすい場所なんですよね。
そのため、強度の弱いサイド面が最初に破れてきます。
このまま放置しておくと、破れはどんどん広がっていくばかり・・・早めに処置することが大切です。
今回は、破れているサイド面のみを部分張替えします。
手に持っているのが、張り替える生地です。
部分的に張り替えても違和感が出ないように、色味とシボ模様がオリジナルに最も近い生地を選択します。
強度については、同じく合皮の生地を使用するもののニッサン純正の生地より厚みも強度もある生地なので、オリジナルのシートより強度は大幅にアップします。
もちろん、ご予算に余裕があれば、本革で張り替える豪華仕様もアリです。
座面をシートから取り外し、サイド面の生地の縫製をほどいて新しい生地で縫製し直します。
張り替え、完了。
手前のサイド面の生地のみ、今回新しく張り替えています。
手前の面だけ、部分的に張り替えていますが、違和感はありませんよね。
オリジナルの生地と一致しないことももちろんありますが、今回の生地はほぼドンピシャでした。
お客様にも「綺麗になりましたね〜」と大変ご満足いただけました。
事前予約が必要となりますが、車のお預かりも可能です。