今回は、ホイールリペアです。

今回施行したホイールは、こちらの22インチのクロームメッキのホイール4本です。
画像クロームメッキのホイール4本

22インチ&深リムなので、けっこう迫力あります。

今回、ご相談いただいたのは、定番のガリ傷の修理・・・ではありません。

いえ、正確にいえば、ガリ傷も少しありました。
が、お客様が今回一番悩んでいらしゃった症状はといえば・・・

画像メッキホイール腐食1

画像クロームメッキ腐食2

画像ホイールの裏側

表面にたくさんのポツポツと斑点状の白いシミ・・・
これは、メッキの腐食によって生じる症状です。

この症状を解消するには、クロームメッキを一度剥離するしかありません。
剥離後に再度メッキ加工ができればいいのですが、このような症状が出ている場合、施行は難しいケースがほとんど。
理由ですが、表面にこれくらいの腐食の症状 が出ている場合、メッキ剥離後のアルミ表面の状態はまるで「軽石の表面のようにボコボコ穴だらけ状態」になっています。
メッキ加工を行うには表面の状態がしっかり整っている必要があるため、綺麗にメッキが付かないのです。

今回はこのようなことをお客様にご説明した上で色々と打合せさせて頂いた結果、
クロームメッキを剥離後に、ハイパーブラック塗装へと仕様変更(ホイールカスタム)を行いました。

after

画像ハイパーブラック塗装

 

 

 

 

画像ハイパーブラックホイール4本

 

今回のハイパーブラックの色は、黒強めでした。

ハイパーブラック色は、

日かげなどの暗いところで見ると黒っぽく・・・日なた等の明るいところで見るとメッキ調に光って見えるのが特徴です。

 

 

 

画像センターキャップ4枚
センターキャップもメッキを剥離して、同色(ハイパーブラック色)にて塗装しました。

センターキャップを取付けると、こんな感じです。
画像センターキャップ取付け済

ご注文いただいたタイヤもこの後装着して、すべての作業が完了。
お客様も腐食がなくなったホイールをご覧になられて、大変満足そうなご様子でした。