こんにちは。
神奈川県横浜市の自動車リペアの専門店「彩工房」です。

今回は、自動車の内装のリペア。
ドア内張りに貼られている生地の剥がれを、新しい生地で張替えます。

 

 

お車は、VWのニュービートル・カブリオレ
先ほどのドアの生地が剥がれてくるのは、このお車では定番の症状(=弱点)です。

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運転席側

 

 

助手席側

運転席と助手席の2枚のドアの生地(合皮)が浮いて、剥がれている状態でした。
今回は、こちらの生地を剥がして、似たような色味の新しい合皮の生地で張替えを行いました。

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合皮はファブリック系の生地と比べると、生地がほとんど伸びません。
ドアのような複雑な形状の上に、1枚生地で無理に張ろうとすぐに剥がれてしまう可能性が高いです。
そのため、今回はご覧のように3ピースで分割し、各ピースをシングルステッチで縫製して、張替えました。

 

 

 

 

今回は、お客様のご希望により、ステッチの糸は合皮と同色のものを使用しました。
カスタム色を出したい場合には、違う色の糸を使用してワンポイントアクセントにするのも、ちょっとお洒落かもしれませんね。