今回は、天井張替えの施工のご紹介です。

 

車は、メルセデスベンツのバネオです。当店では初めて施工する車輌になります。

それもそのはず、当時は人気が出なかったため2003から2005年のわずか3年間しか生産されなかったようです。

ルノーのカングーを彷彿とさせるスタイリング、今なら人気が出ても良さそうですけどね。

【before】

 

では、施工前の車内の確認から。

 

 

 

車内の前方の生地が剥がれ落ちてきたようですね。

ボンドで接着を試みたり、タッカーで止めようと試みたり、オーナー様が天井と格闘された痕跡が見られました。

 

 

それでは、バネオの天井張替えの作業を行っていきます。

ルーフライニングを固定しているピラーやバイザー類を慎重に取り外し、車内からルーフライニングを取り外します。

 

 

張替え前のルーフライニングです。生地を剥がして、ボード表面にこびりついているウレタンを綺麗に除去します。

 

 


ボードに接着剤を吹き付けて、生地を貼り合わせていきます。

 


今回のお客様は、純正同様の生地ではなく赤の生地を選ばれました。

 

 


ボードの形状・起伏に合わせてシワなく綺麗に生地を貼り合わせ、生地のトリミングを行います。
十分に乾燥させたら、バネオに天井を装着して、作業完了です。

 

【after】 

 

 

 

 

 

車内がいっきに明るくなりましたね。

赤のボディーカラーに赤の天井、いい感じです。
お引き渡しの際のお客様も、大変気に入ったご様子でした。

 

赤の生地で張り替えた、その他の施工事例です。(車はホンダ・アコード)

アコードの天井生地の張替え(グレーからレッドに色替え)